トリガーポイントの引き起こす症状

いろいろな痛みの原因になるトリガーポイントですが、この痛みは先回書いたとおり、トリガーポイントと離れたところに痛みを感じる場合があり、関連痛と呼ばれす。

この関連痛は、寝違えや腰痛などだけではなく、関節のこわばりや頭痛などとして現れたり、時には腹痛や胸焼けのような症状を起こす場合もあるとされています。

そのほかに、トリガーポイントができた筋肉により神経や血管の圧迫され、冷えや痺れ、浮腫などの原因になったり、悪い姿勢の原因になったりします。

特に手や足に痺れが起きた場合は通常「抹消神経障害」を疑いますが、手の痺れは首や肩周辺の筋肉のトリガーポイントを処置することで改善することがよく有り、足の痺れも、臀部や下肢の筋肉のトリガーポイントが原因の場合があります。

手術してしばらく経っても、痺れが強いと言うお話を聞くことがあり、そういう方も筋肉へのアプローチで症状が緩和される場合がよくあるのはこのせいかもしれません。