寝違え

寝違え寝違えは「放っておけばすぐに治る」と思われがちですが、ひどい場合は寝違えをおこしてから1ヶ月近く放っておいて「まだ痛みが残っているので」とご来院になる方もいらっしゃいます。

人は何かをしようとした際に、まずそちらを見ようとし、首を動かしますし、体勢を変えたりバランスをとる際にも首を動かしますから、寝違えで痛みが強い場合は、何をしても首が痛い、とにかく少しでも動けば痛いという状態になります。

そのため、実際には痛みのない体勢でじっとしていれば痛くなくても「何もしなくても首が痛い。」と感じている方もいらっしゃいます。

寝違えの原因

寝違えには、いろいろな原因があると言われていますが、特にひどく寝違えた場合や、いつも違和感を感じていたり、何度も寝違えを繰り返している場合は、筋肉が過緊張してしまっている場合が多いようです。

筋肉に急な動きなどがあると筋肉自体や関節を守るために縮み、縮んだ状態のままの過緊張状態になり、動かすと痛むという状態になります。

寝違えの対処

痛みの原因となっている場所を探し、過緊張を緩める事が必要になります。
また、筋肉がもっともリラックスする姿勢、痛みを感じない状態を取り90秒その状態を維持しすることで過緊張をリリースできる場合も多くあります。

寝違えによる首の痛みを感じたら早めにご来院ください。

寝違えは、特に首や肩に疲れがある場合に起きやすくなりますので、普段から首や肩周りのコンディションや体調も整えるようにしたほうが良いでしょう。