足がつる原因と対処法

足がつるというのは、筋肉が異常に縮んで伸びなくなった状態のことです。
比較的多くみられるのは寝ているときに足がつるという方ですが、夜中に足がつる原因の多くは、筋肉疲労によるものや水分不足などと言われています。

特にいつもとは違った筋肉の動かし方をした場合などは、夜中に足がつりやすくなります。
また、特に中高年を過ぎた方で普段運動をしていない方は、普段の血流が悪くなっていたりして、特に思い当たることがなくても、日常生活での疲れが積み重なって足がつりやすくなることもあります。

そのほかには、運動不足の人が急に運動をしたりした際にも起こりやすく、頻ぱんに足がつる場合はカルシウムやマグネシウム不足なども疑われます。

その他、筋肉の冷えによる血行不良や、寝る前にお腹が膨れるほどにビールなどを飲んだ際に腹部の血管を圧迫し足への血流が悪くなり、足がつる原因となることがあります。

予防法としては、普段からのマッサージやストレッチをして血流を良くする事、冷やさない事などの気を付け、水分不足に気を付けましょう。

足がつる、こむら返りが起こってしまった時の対処法

こむら返りというのは筋肉が異常にに収縮してしまう現象ですから、その収縮した筋肉を伸ばしてやることで早く治まります。

その対処法をいくつか紹介します。

膝を伸ばして足のつま先をつかみゆっくりと引っ張って、ふくらはぎの筋肉を伸ばします。収縮した筋肉を伸ばすことで痛みが消えていきます。ただし、あくまでゆっくりと行うようしてください。一気に無理矢理伸ばそうとすると、筋肉を痛めてしまう恐れがあるので、ゆっくりとふくらはぎを伸ばすようにしてください。

高齢者の方や、身体が硬くて足のつま先に手が届かない場合は、 最初は膝を曲げた状態でつま先をつかみ、つま先を引っ張ったままかかとを突き出すようにして膝を伸ばしていくと良いでしょう。

どうしても痛くて引っ張れない場合は、逆に膝を曲げつま先を持って足の裏側に押して筋肉を緩めるようにする事でも早く治まります。

もう一つは温めてしまう事です。
こむら返りは短時間に何度も繰り返すことがありますが、温めることで再発防止にもなりますので可能でしたら治まった後にも温めておきましょう。