ミドリムシという名前だけで敬遠している方も多いようですが何かと話題の多いユーグレナ、ミドリムシのニュースです。
ニュースなどでご存知の方も多いとは思いますが、ユーグレナ粉末の摂取がインフルエンザウイルス感染に対して症状緩和の効果を持つ可能性が示されたそうです。
毎年冬季を中心に流行するインフルエンザですが、ワクチンもあまり意味がないのではないか？という話も最近よく聞くようになりました。
ワクチンがどうなのかという事はわかりませんが、私も今までに職場（自衛隊や接骨院）などでインフルエンザに罹った人を見た記憶がないのでワクチンを接種するという感覚が全くないまま今に至っていますが、
小学生くらいのお子様がいらっしゃっる患者様からは流行っていると聞くことも多くありますので調べてみたら、インフルエンザについて調べてみたら、毎年100人から1600人の65歳以上の高齢者が命を落としていると厚生労働省がデータを発表しているようです。
ミドリムシの摂取がインフルエンザの症状を緩和する。という話を聞いたので、どのような話なのか調べてみました。
今回の研究成果は2014年11月11日の第62回日本ウイルス学会にて発表したものだそうです。
■研究内容
（１）生存率の確認研究について
被験物質（ユーグレナ粉末、パラミロン、アモルファスパラミロン）と食事を2週間自由摂取させた
マウスと、食事のみ自由摂取させたマウスにインフルエンザウイルスを鼻腔投与し、それぞれの群の生存率を10日間測定し、
3日間に渡り肺の中のインフルエンザウイルス数を測定した結果が公開されていました。
表示がグラフだったので正確な数字はわかりませんが、10日後の生存率が4倍ほど違ったようです。
ウイルスの数も半減していたようです。
パラミロンはミドリムシに含まれる成分でデトックス効果があるといわれている物質ですが、アモルファスパラミロンというのはパラミロンの結晶構造を壊した（非結晶）ものという事で、有用性が上がっているものだという事です。
人のインフルエンザの症状の緩和について、実際どうなのかは今後も注目していきたいと思いますが、ミドリムシは市販されているどのサプリメントよりも圧倒的に多くの栄養素が詰まっていますし、当院で扱っているミドリムシの力には化学合成された添加物なども含まれておりませんので、大いに健康に役立つ事は間違いないと思っています。