肩こりの原因になる筋肉として知られている僧帽筋ですが、この筋肉による症状も様々で、時として、原因不明の頭痛、頚椎症、神経痛などと診断される場合もあるようです。
僧帽筋上部、首よりのトリガーポイントは、こめかみ付近の頭痛の原因になります。
ここから耳の後ろ付近の頸上部や下顎の外側にも痛みが放散します。
僧帽筋上部、いわゆる肩のあたりにあるトリガーポイントと、僧帽筋下部(上行部)の外側に沿ってのトリガーポイントは、同側の後頭部の下に痛みを発生させ、頭痛の原因になりやすいことが知られています。
上行部のトリガーポイントは後頭部下部の頭痛に加え背部や首のこりの原因にもなります。
横行部の肩甲骨内縁付近のトリガーポイントは脊椎に沿っての痛みを引き起こします。