氷川台接骨院にご来院になる方の中には、肩こりを訴えてご来院になる方も多くいらっしゃいます。
中には寝違えや背中の筋肉の挫傷による痛みや、胸郭出口症候群の症状などを肩こりと感じている方も見受けられますが、
一般的な肩凝りは首から背中の脊柱と肩甲骨を結ぶ筋肉がこわばった状態により生じる痛みなどの不快感です。
このような症状はストレッチやマッサージ、筋力トレーニングなどを行うことで改善されてゆきます。
原因のない疲れなどの肩こりの場合は自費治療となりますが、手柔整マッサージ等、手技中心の施術を行っておりますので、お気軽にご相談ください。
肩こりが起きる要因
肩こりは姿勢不良・冷えによる血行不良・女性に多い筋力低下により筋肉が疲労しやすくなった状態などが多くみられます。
この場合は、血行不良⇒筋肉の疲労⇒痛み⇒筋肉の収縮⇒血行不良という悪循環がおこりやすく、放っておいても症状は軽くならない場合が多いでしょう。
その他、椎間板の老化(20過ぎには椎間板の老化は始まっています)
椎間板のクッションが弱くなり、関節の安定も悪くなると、知覚神経⇒脊髄⇒肩甲骨周りの筋肉の反射的収縮という事が起こり血行不良になりやすくなります。
胸郭出口症候群という診断を受ける方もあります、これは首の筋肉や肋骨と鎖骨の間などで血管や神経が圧迫されるもので、腕や手先の冷感や手指の痺れなどがみられます。
時々手術を受けたという方もいらっしゃいますが、よほどのことが無い限り手術は行われず、ストレッチやマッサージ、筋力トレーニングなどを行うことで改善をはかります。
他に内科疾患によるものとしては、 すい臓炎や胃潰瘍などの疾患の方にみられる左の肩凝り、胆のうや十二指腸潰瘍の方の右の肩凝り、心筋梗塞や狭心症などの方の左肩凝りに加え左前胸部から左上肢痛などが知られています。
肩こりの対処と予防
肩凝りの多くは前屈みの姿勢や静的な筋肉の作業がある場合におこります。
また首から肩の筋肉は精神的な不安や緊張などでも力が入ってしまいやすく、疲労に陥りやすい筋肉になります。
これは、大きな動作では血行は促進されるのに対し、動きが小さく筋肉の緊張時間が長ければ、血行は阻害され、疲労は溜まりやすく、首を前屈させ肩を固めての手先を使っての作業では項部頚部の筋肉に加え、肩甲骨周囲の筋肉は始終緊張し、疲労状態に陥りやすいためです。
ただし、筋肉の硬さには個人差があり硬さの数値がそのまま肩こりではないようです。(個人では硬いときのほうが凝っている傾向にあります。)
肩こり予防のためには、自分に合った方法を見いだし、上手くコントロールすることが大事です。
身も心もリラックスすることや普段から首を前に倒さない工夫と保温、肩周辺の運動やマッサージを行い血流を良くしていくことが大切です。
特に普段から肩に力を入れないよう習慣にする必要があるので、無理に胸を張らず、肩が上がった状態にならないように気を付け、なるべく普段持ち歩く荷物を軽くするなどの注意も必要です。
原因のない肩こりの場合は自費治療となりますが、手技中心の施術を行っております。
お気軽にご相談ください。