この膝は手術したほうがいい?

以前から、身近に膝や腰が悪く手術を考えてる方がいらっしゃる方に、「手術しってどうなのかな?」と聞かれることがあります。

個人的な意見になりますが、手術をした後の状態を見たり、手術して後悔している方は多く知っていますので、
どのような方が手術後に後悔しているか、
もし自分だったらどうするか、
という事についてお話ししたいと思います。

結論として、「整形外科で手術の話が出たら、お医者さんに良く相談して、手術の結果どうなるかを確認してから判断したほうが良いと思います。」ということになるのですが、

今回は、特によく聞かれる膝(変形性膝関節症)の手術について、個人的に普段思うことや、お答えしていることについてお伝えしておきたいと思います。

変形性膝関節症の手術にも種類がある

膝などの手術とほかの保存療法をした場合の違いですが、通常、手術をした場合は手術前の状態に戻すことはできないということです。

それから、手術をした後はすっかり元通りになると思っている方もいるようですが、人工関節を入れた場合、膝を曲げられる角度は制限されるので、しゃがみ込むことはできなくなります。

良くて130度程度まで曲がると聞きますが、私の感覚では90度程度しか曲がらない状態の方を多く見ます。

これとは別に「骨切り」という手術もあり、こちらは脛の骨を切って、膝関節の角度を変える手術で、自分の関節をそのまま使うので、人工関節に比べかなり良い状態を保つことができ、スポーツなども元通りに行えるケースが多いそうです。

ただし、この方法は変形の進行度が中等度程度までの方が適応で、手術も難しいため、行っている病院は少ないそうで、私の知っている変形性膝関節症の手術をされた方のほとんどは人工関節を使った手術をされています。

気軽に手術を選択して後悔する人も多く見ます

膝の手術をして後悔している方から話を聞くと、たいてい、「手術前に、手術をした後どうなるのかを聞いていなかった。」と言います。

片方の膝関節を手術する際に、「いずれ痛くなるから」と言われ痛くない膝まで手術して人工関節にしてしまったという話も複数の方から聞いています。

こんなことになるなんて思っていなかった。
ということにならないように、手術後にどのような状態になり、どのようなことに気を付けなければならないのか、ということをよく聞いたうえで判断していただきたいと思っています。

このサイトでも自分で膝の痛みを解消する方法について紹介してはいますが、痛くてもかなり痛みが軽減することも多いです。

もちろん変形した膝関節は元に戻りませんが、特に変形しているわけでもないのに膝が痛い方も多いのです。
何年も(長い例では20年)続いていた膝の痛みがなくなった方も多くいらっしゃいますので、ぜひご相談いただきたいとは思います。

ただ、ちょっと続ければよくなりそうな方でも、毎日続けるのが面倒だったり、痛みがあるのに触るのが嫌ということで手術をして人工関節にされた方も見ています。

手で触って痛みがなくなるという事を信じられない方や、そういった方法よりも、注射や手術のほうをありがたがる方も多いので、そこは無理にとは言いませんが、注射してダメだったから、もうあとは人工関節を入れる手術しかないと考えるのは早計にすぎると思うのです。

残念ですが、経験上こういう方を説得するのは大変な場合が多く、周りの方が少しくらい頑張ってもたいていは無駄な努力になります。

膝の状態を確認して、慎重に考えることをお勧めします

かなり大雑把ですが、個人的な意見としては、
O脚でないと自覚がある場合は変形性膝関節症と言われても本当にそうではない場合がありますし、もし多少変形しているとしてもまずは、自分で膝の痛みを解消する方法を試す。
それでも手術する必要を感じるなら人工関節ではなく骨切りを考える。
多少痛いぐらいで人工関節にする手術をすると、たいていは後悔しているようなので「痛くて歩けない」「こんなに痛いなら歩きたくない」と思わない限り人工関節にする選択はしないということです。

そういっても最初に手術をすすめられた病院で、大して痛くもないのに人工関節にしてしまう方も多いでしょうが、「手術後どうなるのか」だけは確認しておいたほうが後悔しなくて済むのではないでしょうか?

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