肩の痛みにもいろいろありますが、日常生活で腕を上に挙げた際や、物を持った際に感じる痛み、スポーツをしていた際に傷めたりするもの、一般に、五十肩などと呼ばれる肩の痛みなどの方がご来院されています。
代表的なものをご紹介します。
肩関節に起きる痛み
※寝違えや、重いものを持った際などに起きる首の付け根や、背中の上の方痛みも、一般的には肩の痛みと表現する事が多くありますが、ここでは肩関節に起きる痛みを取り上げています。
腱板損傷
転んだ時やスポーツで肩を酷使していると起きるものです。
損傷していなくても、腱板が原因で肩の動きが悪くなったり痛みを発するケースは多くみられ、五十肩の原因にもなります。
断裂している場合を除き、負担のかかる運動を避け、血流を改善して行くことで痛みは減っていきます。
五十肩
五十肩では、寒いときや夜間に痛みが強くなり、前腕や手、首にもその痛みが伝わります。
この痛みのために肩を動かさなくなり、 肩の周囲の筋肉が固くなります。
その固くなった筋肉を動かそうとするとさらに痛みが生じます。
このことによりなおさら肩を動かさなくなり、肩関節周囲の血行状態を 低下させ、筋肉がさらに固くなり、どんどん肩がどの方向にも動かなくなるといった悪循環が生じます。
筋肉をほぐしながら関節に動きを加えていきます。
マッサージを加えながら関節を動かしていくことで痛みを軽減していますが、 この関節を動かす訓練(可動域訓練)は、どうしても痛みを伴うきつい訓練となってしまいます。
家庭でもできる訓練を丁寧に指導します。
上腕二頭筋長頭腱炎
腕をよく動かすスポーツや仕事をしている男性に多く、特に掌を前に向けて物を持ち上げようと肘を曲げると肩の前側が痛くなるのが特徴です。
上腕二頭筋の緊張を緩和し、腱付近への血流を促進する事、負担の起きる動作を避けることが重要になります。
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